勤怠管理システムへ抱く幻想 vol.411

勤怠管理システムを導入したら

 

・労務リスクが低減する
・残業が減る
・働き方が変わる

 

これらの内容は勤怠管理システムを導入したとしても実現できるわけではありません。

システムとは関係なく、就業規則や管理方法、手順やルールを適正に定めることで実現されるものです。

 

適正な管理をアナログ的に実現しようとすると、非常に手間がかかり、大変な作業が生じます。その作業を低減できるものが勤怠管理システムです。

手作業で実現できないことは、システムでも実現できません。

 

勤怠管理システムにより変わるものは作業の手間(効率化)であり、働き方や意識ではありません。

働き方や意識を変える為の情報がシステム化する事でリアルタイムに取得できるようになるだけです。

 

勤怠管理システムに過度な期待をされているケースもあるかと思いましたので、今回はこのような内容をお伝えしました。

 

決して勤怠管理システムが不要と言っているわけではありません。

取り組む内容の優先順位やタイミングが重要と考えているだけですよ。

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