勤怠管理システムは予定と実績の比較で動作 vol.412

勤怠管理システムのほとんどは、予定ありきで動作しています。

システムの内部処理として、予め定められた勤務予定と打刻により記録された実績とを比較して労働時間や残業、遅刻、早退を算出しています。

シフト勤務の場合は、前月末などに翌月のシフトを登録するので、出勤日や休日、始業終業時刻の予定をイメージできるかと思います。

固定時間制で9:00〜18:00、土日休みの場合などは年間カレンダーにより出勤日や休日、始業終業の時間を定めています。

1年間分のシフトをカレンダーとして登録すると考えるとイメージしやすいかと思います。

勤怠管理システムとタイムレコーダーの違いは表面的に分かりづらいですが、上記の勤務予定が「複数」登録できるかどうかで見分けられるかと思います。

不定期のアルバイトなどは、出勤退勤の打刻時刻だけで労働時間を計算するように動作させる場合もあります。

勤務予定との比較ができない為、タイムレコーダーと同レベルの管理になりますが、予定登録の手間を省けるメリットもあります。

予定と実績のイメージが明確になりますと、勤怠管理システムをより理解できるようになるかと思いますよ。

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