勤怠管理システムを検討していく過程で、どの製品を選んだらよいか、よく分からなくなってしまうことがあります。
今回はその一例をお伝えします。
勤怠管理システムを検討する場合、いくつかの製品を比較して選定を進めていくと思います。
メーカーからの資料や説明を受けていくと、色々な機能があることを知り、折角だからとできる限り多くのことを実現したくなります。
検討を進める過程で、自身の勤怠管理システムに対する知識が向上していく為です。
多くの機能を実現しようとすると、当初想定していた内容の範囲を超えてしまうこともあり、製品の選定はより難しくなります。
意識せずに難しく考えてしまう典型的なケースですので、製品選定における負のスパイラルと言ってもいいかもしれません。
その際、検討を始めた頃の内容をシンプルに考えてみると、自社に合った製品が判断できるかと思います。
・システムで解決したい課題は何だったのか?
・課題を解決する為の必要最小限の機能は?
・従業員にとって利用しやすいものか?
・製品の導入コスト、運用コストは?
コストを考える場合、外部へ支払う費用はもとより、初期設定や従業員への説明や定着化など、社内のコストも想定できるとより現実的な判断ができるかと思います。
シンプルに考えると、意外と簡単に答えが見つかるかもしれませんよ。