現場への負荷を最小限にするの意味 vol.381

勤怠管理システムにおいては、極力現場での負荷を最小限にすることが望ましいです。

稀に「現場への負荷」の捉え方を間違ってしまう方も見受けられましたので、補足できればと思います。

 

現場への負荷を最小限にするということの真意は、定型的な作業(転記や集計)を軽減することです。

部下の働き方のマネジメントや従業員の自己管理を肩代わりすることではありません。

 

例えば、打刻漏れや申請書の不備を人事側でチェックすることで現場への負荷が軽減できると考えるのは、正しいとは言えません。

 

上司は部下の働き方を常に把握し、仕事の配分を適切に行っていくことが求められます。

その為に、部下に日々の打刻や有休等の申請をさせることは、最低限必要となります。

 

打刻漏れや申請の不備確認を人事で肩代わりすることは、現場でのマネジメントを放棄させることになりかねません。

勤怠管理システムは、現場でのマネジメントを支援するのものであり放棄させるものではありません。

 

この点を見誤らないようにしてくださいね。

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