勤怠管理システムに似て非なるもの vol.366

スマホが普及し、クラウドサービスが一般化してきた背景もあり、打刻などによる労働時間を扱うサービスが増えてきています。

 

・勤怠管理(労務管理、給与計算に必要な集計)
・工数管理(どのようなことに時間を使ったのか)
・行動管理(いつ、どこに、いたのか)
・業務管理(レジや介護管理+打刻など)
・シフト作成(労働予定の作成)

上記のサービスはそれぞれ分野(目的)が異なります。

 

勤怠管理システムは法律に沿った労務管理を目的としたもので、給与計算に必要な労働時間や残業時間、休暇日数などが算出できます。

 

例えば、週40時間超の残業計算を行う場合、起算曜日を設定し1週間を定め、法定休日を除く平日の労働時間の合計が40時間を超えた時間に対し、日々の時間外労働時間で計上されていない時間を算出する必要があり、それが可能です。

 

目的の異なるサービスでは打刻や集計ができても、適切な残業計算などができない場合があります。

 

逆に行動管理が目的の場合、勤怠管理システムでは記録内容に制限があり、毎時間の行動履歴を把握するのは難しいと考えられます。

 

自社に必要とする機能は勤怠管理システムですか?

それとも別の目的のサービスですか?

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