製品やサポートの良し悪し vol.362

勤怠管理システムにおける製品、サポートの良し悪しを検討する場合、同じタイプの製品で比較する必要があります。

 

タイプ別の比較は以下の通りです。

 

メーカー設定タイプ
初期費用は高いが、導入(初期設定)におけるサポートが手厚く安心

自社設定タイプ
初期費用は安価(無料)だが、導入におけるサポートが若干心配(自社で行う必要がある)

タイムレコーダータイプ
初期費用、月額費用共に安価だが、シンプルなので必要な機能が足りなさそう

 

別タイプの製品で比較すると、概ねこのような結論になると思います。

 

では、同じタイプの製品で比較するとどうなるか。

 

自社設定タイプでは、
無料体験版で初期設定を試す際、設定マニュアルやオンラインヘルプ、サポートセンターの対応が判断の基準になるかと思います。

メーカー設定タイプでは、
営業担当者の対応や導入スケジュール、運用開始までのステップ、本稼働後の微調整対応などが比較のポイントになるのではないでしょうか。

 

そのサポート内容の良し悪しは何で決まるか?というと「受ける方の主観」になります。

 

 

私の主観(相談を受ける者)での良し悪し、社会保険労務士の方の立場で感じる良し悪し、お客様が受ける印象での良し悪しはそれぞれ異なります。

 

その為、第三者のコメントはあくまで参考にしかならず、製品やサポートの良し悪しは、「製品を利用するお客様にしか分からない」ということになります。

 

導入相談では、お客様に合うタイプの選定と、タイプ内で複数の製品を紹介するのですが、私がお客様に一番合うと考える製品と、お客様が実際に選ぶ製品は多くの場合、異なる結果となっています。

 

タイプ別の比較は、製品のコンセプトや提供のビジネスモデルがそもそも違いますので、合う、合わないは簡単に判断できるのですが、同じタイプの製品比較では、明確な判断基準を定義することができません。

お客様、もっと言うと担当者によってその判断基準が異なりますので。

 

 

製品を選ぶ参考にしてなれば幸いです。

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