製品比較のポイント vol.355

お客様が作成した製品の比較表を見せてもらう機会が多いのですが、大切なポイントが抜けていることも多いです。

 

比較表を作成して良い製品を選ぼうとしてるぐらいなので、非常にまじめで仕事熱心の方が多いです。

製品の機能、価格、サポートなどを「客観的」に比較されていて、比較表としては良くできているのですが、自社に合いそうな製品となると・・・

 

その理由は、比較内容に「主観的」な視点が抜けている為です。
主観的な視点とは、自社に対するメリットです。

 

客観的に優れている製品であっても、自社に合うかどうかは別問題となります。

機能を比較しても、製品の優位性を示しているだけで、自社にどの程度メリットがあるか、はっきりしません。

 

製品選定の比較表では、自社へのメリットが明確になるものが望ましい形です。
その為には、自社が何を求めているかを明確にしておくことが必要です。

 

今回お伝えした内容を実現いただくために、ベストキンタイ研究所ではオリジナル比較表を作成しています。

もちろん各社のメリット(判断基準)は異なる為、比較表は項目のみにして、評価は入っていませんが。

 

勤怠管理システムに限らず、何かを比較する場合に使える視点だと思いますので、参考になれば幸いです。

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