創造性と生産性 vol.338

人事部門の仕事には創造性が必要な仕事と、生産性が求められる仕事があります。

 

創造性が必要な仕事とは、評価制度や給与制度などの策定であったり、労働環境や働き方の改善であったり、新たな取り組みや仕組みを作ることが求められ、担当する人により成果が異なるものです。

 

生産性が求められる仕事とは、給与の計算、勤怠の管理、人事情報の管理など決められた事を早く正確にこなすことが求められ、担当する人により成果は変わらないものです。

 

生産性が求められる仕事は、定型化しやすく、システムを活用しやすい傾向にあります。

 

給与計算はシステムを利用するのが一般的ですし、外部委託も可能な分野です。勤怠管理もシステムを利用することで業務の効率化が期待できます。

 

勤怠管理システムの導入においても、創造性が必要な内容と、生産性が求めらる内容があります。

 

創造性が必要な内容は、要件定義です。
勤怠管理システムをどのように動かすか、どのような使い方にすれば現場の生産性が上がるか、を考え、定義することが必要です。

 

生産性が求められることは、初期設定です。
要件定義で決められらことを正確に反映させ、動作検証により不備がないこと確認することが求められます。

 

創造性と生産性を意識し、場合によっては担当を分けて対応することで、勤怠管理の業務を飛躍的に改善することができるかもしれません。

 

自分はどちらの仕事が得意ですか?

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