勤怠管理システムの導入相談を受けていて、よく思うことがありますので、お伝えしたいと思います。
相談では、お客様の課題や勤怠管理の検討状況をヒアリングさせていただき、必要な情報を提供します。
そのヒアリングの時に、情報を多くお伝えいただけるお客様ほど、優良な情報がお伝えできています。
例えば、製品の検討状況を例にとりますと、「既に複数検討しているが、製品名はお話したくない」というケースでは、一般的な比較検討方法(動画にできるレベルの情報)しか伝えようがありません。
このようなお客様は、検討状況をお聞きすると、「まだ検討していない」と言われることが多いですが・・・。
「具体的な製品名を伝えてもらえる」場合は、その製品の長所短所、比較すべき製品など、より具体性をもったお話ができます。
同じタイプの製品で比較できていないと、偏った情報で判断せざるをえなくなりますが、それを回避できます。
さらに「この製品に決めようと思っている」というレベルでお話いただければ、その選定過程をお伺いし、判断の妥当性、今後想定されるアクション、同製品を利用している他のお客様がよく躓く点など、より深い情報がお伝えできます。
勤怠管理システムの検討に限らないと思いますが、情報は出せば出すほど、優良な情報が得られる場合が多いと思います。
メーカーとしてお客様に提案しているときも、情報を得ることがうまいお客様は、比較検討している製品名を出し、その製品と比較して、何が違うのか、メリット、デメリットは何か、あなただったらどっちを選ぶか?などを聞かれましたので。
優良な情報を引き出すポイント、参考にしてみてくださいね。