勤怠管理システムの提案で最も重要なお客様視点 vol.221

前回のテーマをいただいた方が、勤怠管理システムを提案する立場の方でしたので、今回は勤怠管理システムの提案者として、最も重要な視点をお伝えしたいと思います。

勤怠管理システムは、勤怠管理の業務を効率化したり、管理を強化するものです。
その為、勤怠管理システムを紹介する際、お客様の業務が最適化できるような提案をしがちですが、この提案ではお客様に受け入れられません。

業務の最適化や管理の強化は、提案者が考えたことであり、お客様が困っている事ではないためです。

そもそも、システムはお客様が困っている事(課題)を解決するものです。
課題が解決できた結果として、業務が最適化されたり、管理が強化されたりします。

提案者の考えを押し付けるような提案がされていませんか?
お客様の視点で提案ができていますか?

まずはお客様が困っていること(課題)をヒアリングする。
その課題は、提案するシステムで解決できるかどうか。
できるのであれば、どのような方法になるのか。
その結果、お客様の業務はどう変わるのか。

私が勤怠管理システムの導入相談で実施していることは、
お客様の状況をお聞きし、お客様の課題を明確化すること。
その課題はシステム化することで、解決できるかどうかをお伝えしています。

プロとして、よい役割分担ができると良いですね。
お客様の為に。

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