勤怠管理システムの営業担当者と、お客様とでは、打合せに対する認識が異なりますので、そのポイントをお伝えします。
※以下、私の経験による主観となりますので、認識が違うという方がいましたら申し訳ありませんそっとしておいて頂けると助かります
契約前に営業担当者との打合せを何回も行うのは申し訳ないと考えている人事担当者もいるかと思いますが、多くの場合は、むしろ歓迎されます。
営業担当者は会議などでお客様の進捗を報告しなければいけませんし、お客様にしっかりと対応しているといった行動実績が欲しかったりします。
その為、製品の検討過程における打合せは歓迎されることが多いです。
もし複数回の打ち合わせを面倒くさがる担当者がいたら、その製品における対応ポリシーなのか、ターゲットから外れている可能性を考えた方がよいかもしれません。
※誤解なきように補足しますと、営業担当者の打合せを実施しないことで初期費用を圧縮(無料化)している製品も多いので、それはお客様に対するメリットです。
但し、製品契約後の認識は少し異なります。
契約により、営業担当の(最も評価される)役割を終えることになります。その為、営業担当者は契約後の打合せを避ける傾向があります。
お客様が、その製品を導入、運用できるようにするのは、営業担当者ではなく、導入担当やサポートセンターの役割となります。
お客様によっては、契約したんだから営業担当との打合せは気軽に実施できるというイメージがありますと、認識の相違が発生します。
契約後、急に対応が悪くなったと感じる場合は、この相違によりに発生していることが多いです。
では、どうしたらいいか。
営業担当の役割は、製品の魅力をお伝えし、お客様に製品を選んでもらい契約してもらうことです。
その過程(契約前)において契約後のコミュニケーションがスムーズに進むように準備しておくことがお勧めです。
契約後に対応してくれる導入担当者との打合せをWeb会議などで実施できれば安心かと思います。
※自社設定タイプの製品について補足しますと、契約前にサポートセンターでのサポートが受けられるような体制を取っているメーカーが多くあります。
製品の検討、導入において参考になれば幸いです。

