良い製品を教えて、に答えづらい理由 vol.474

日々の活動している中で最も多い質問が、「勤怠管理システムで良い製品を教えて」です。

 

この質問には直ぐに答えることが難しい為、個別合せをお願いしています。

今回は、なぜすぐに答得るのが難しいか、その理由を自動車に例えてお伝えします。

自動車は勤怠管理システムと違い、目に見えるもので、普段から身近にあり、みなさんがある程度の知識を持っている為、例えるには最適化と考えました。

 

知り合いから「良い自動車を教えて」と質問されたら、直ぐに答えられますか?
少なくとも、以下のようなことを考えると思います。

探している車のイメージは
・高級車なのか、大衆車なのか、軽自動車なのか
・セダンなのか、SUVなのか、ミニバンなのか

用途や目的は
・買い物や旅行に使うのか、通勤や仕事に使うのか
・スポーツカーなのか、ワンボックスなのか

質問や会話の流れなどである程度推測できるかと思いますが、なんらかの仮説を立てないと(想定しないと)、良い自動車を選出するのは難しいと思います。

良い自動車の想定が、
 高級車だったらAやB
 大衆車だったらCやD
 軽自動車だったらEやF
 買いものを前提にするんだったらGやH
 通勤であればJやK
 スポーツカーであればMやN
となりませんか?

 

当たり前ですよね。自動車では。
勤怠管理システムでも同じようなことが起こります。

勤怠管理システムの機能はドングリの背比べで、製品毎に大きな差はありません。(一定のレベルを超えた製品では)

良い製品をイメージする為に、
・目的は管理強化なのか、業務効率化なのか、両方か
・設定は自社で行うのか、メーカーに任せるのか
・勤怠管理以外の期待値(工数管理など)はあるのか
・サポートレベルはどの程度を望むのか
といったような情報が必要になります。

また勤怠管理システムの場合、車と違い、前提となる知識が
ほとんどないのが当たり前なので、製品選定に必要となる
最小限の知識ををお伝えすることも必要となります。

打合せを実施させてもらえれば、質問者がイメージする良い勤怠管理システムが存在するのかどうか、それはどのような製品なのか、その判断ができるようになる知識と共にお伝えできると思います。

もし、質問者のイメージと違った製品を勧めてしまうと、ただの売り込みになってしまいますので、この点だけは気をつけています。

良い製品をお伝えしたくないわけではありません。
打合せにより、何かを売り込みたいわけでもありません。

質問者に合った適切な情報をお伝えする為に、打合せを実施したいと考えているだけです。

くれぐれも、勘違いなきようにお願いしますね。
どんな質問でも大歓迎ですよ。

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