課題の発見と定義の重要性 vol.456

 

勤怠管理システムを導入すると、業務は改善し、課題が解決するかのように思えますが、本当でしょうか?

 

勤怠管理システムにより解決したい課題が明確になっていれば、それを解決できる可能性は高まりますが、

・なんとなく業務が改善するだろう
・誰かに言われたからシステムを導入してみよう
・システム化すれば何かが変わるような気がする

といったレベルでは、システム導入はうまくいかない可能性が高いです。

 

勤怠管理システムの導入を成功させるためには、少なくとも以下が明確になっている必要があります。

・現状の課題は何か?
・それは勤怠管理システムで解決できるものか?
・解決するために必要なもの(製品やルール)は何か?

 

勤怠管理システムが必要になるタイミングとして、
・勤怠の管理方法を見直した(適正化した)
・その結果、手作業での管理に限界を感じた
・作業内容は明確であり、システムに置き換えることで改善が見込める

ような状態であれば、システム化がうまくいく可能性が高いと考えられます。

 

昨今ではAIにより課題の解決方法はすぐに入手できます。
ただし、課題が分かっていないと、解決方法を知ることは難しくなります。

 

勤怠管理に課題はありますか?
課題は明確になっていますか?
その課題はシステムで解決できますか?

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