勤怠管理システム キーマンの変化 vol.431

システム導入に限らず、会社で何らかのことを行おうとすると、そのキーマンが存在します。

勤怠管理システムの場合、検討から導入、運用においてキーマンは変化します。

プロジェクトを円滑に進める為に、キーマンの変化を想定し根回しなどにお役立ていただければと思います。

勤怠管理システムのキーマンは、「検討時」「導入時」「運用時」で異なります。

 

<検討時>
勤怠管理システムの導入に対し会社から承認を得る必要がありますので、キーマンはその承認者となります。

もしくは、承認者へ影響を与える人になり、キーマンに勤怠管理システムの必要性を理解頂く必要があります。

 

<導入時>
製品の選定、導入時のキーマンは人事担当者と各現場の勤怠管理における業務プロセスを熟知している人です。

自社のルールに適した運用が可能な製品を選定する際、全社的な勤怠管理のルールは勿論、現場の業務プロセスも重要なポイントになります。

 

<運用時>
勤怠管理システムを運用していくには現場の協力が必要不可欠です。

従業員の利用を促進すべく、現場に影響力のある人が味方になってもらうことが非常に有効です。

 

それぞれのタイミングでキーマンが異なることを知らずにプロジェクトを進めてしまうと余計な調整が必要になってしまいます。

逆に、それを想定して進めることができれば、プロジェクト円滑に進めることができます。

例えば、導入時の製品選定に運用時のキーマンにも参加してもらい一緒に選定してもらうことができれば、(自分で選んだ製品なので)運用時の強い味方になると考えられます。

勤怠管理システムを検討する際、キーマンが変わることを頭の片隅に入れておいてくださいね。

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