11月頭に有給を取り、以前からずっと行きたかった台湾旅行に行ってきました!
今回は3泊4日で、台北とその周辺の有名観光地をがっつり巡る旅にしました。
【1日目/11月5日(火)】台湾到着→台北101→饒河街夜市
台北松山空港へ到着。
まずは松山空港駅から地下鉄(MRT)で中山駅へ移動し、ホテルにチェックインしました。
MRTは路線ごとに色分けされていて、日本の地下鉄のように乗換えが簡単で安心でした。

台湾観光は台湾一の超高層ビル「台北101」からスタート!
生憎の雨模様でしたが、覚悟の上で89階の展望台に上ります…。ちなみにここのエレベーターは日本の東芝製とのことで、とんでもない上昇スピードでした。

思った通り展望台からの見晴らしは悪かったのですが、代わりに「チュード・マス・ダンパー」という、ビルの振動緩和のための超巨大な球体装置を間近で見ることができました。
これが本当に大きかった!




台北101のキャラクター・ダンパーベイビーくん

台北101から出るともう夕方になっていたので、夜市に向かうことにしました。
なかなかタクシーが捕まらず苦戦しながらも、なんとか「饒河街夜市」へ到着!

テンションが上がる饒河街夜市の入り口

夜市入口の隣には物凄い存在感を放つ「松山慈祐宮」というお寺が建っていました。
台湾のお寺は装飾やライトアップがド派手。でも中に入ると荘厳な雰囲気で不思議なギャップでした。

饒河街夜市ではガイドブックで必ず紹介されている、大人気の胡椒餅を食べました(写真は母の手です)。
焼きたて熱々で美味しい~!そして大きい!!
他にも小籠包、焼きエリンギ、何かのお茶のミルクティー(読めなかった)などを食べ歩きました。
もう少し食べたくてホテル近くの牛肉麺屋に入ったら、なんとセットメニューしかないお店…
さすがに胃がはち切れそうになりましたが、どれも美味しかったです。

【2日目/11月6日(水)】龍山寺→西門町→十分→九份
この日は予定詰め詰めです!
まずは台湾の伝統的な朝ごはん「鹹豆漿」を食べるため、早起きして「世界豆漿大王」へ。
インパクトのある店名ですが笑顔の素敵な女将さんは片言の日本語で接客してくれ、日本語メニューもあって安心です。

張り切りすぎてかなり早朝に来店したのでまだ誰もいない店内

卵入りの鹹豆漿、切り干し大根入りの蛋餅(ダンピン)、ベーコンチーズの焼餅(シャオピン)を食べました。
特に蛋餅がかなり美味しかったのでお勧めです。



次の目的地へ移動する途中で朝市を覗きました。
お惣菜の他に異国情緒あふれる食材も大量。
早朝から開いている「龍山寺」です。こちらは台湾一のパワースポットとのこと。
ちょうど現地の方々が集まって読経を行う時間だったようで、龍山寺に滞在している間中リズミカルなお経が響き渡っていて圧巻でした。





次は台湾の渋谷?などとも言われている若者の街、西門町に向かいます。
日本と言われても信じそうな街並みです。

西門町でどうしても食べたかった「阿宗麺線」の麺線、無事に食べることができました。
カツオ出汁のような味のスープで素麺風の細く柔らかい麺が煮込まれていて、細かく刻んだホルモンがたっぷり入っています。期待通り美味しかった!
Youtubeの旅行動画でこのプラスチックのレンゲだと非常に食べづらいことを予習していたため、抜かりなく割り箸を持参していき大正解でした。
西門町で一番大きな看板にまさかのキムタクがいました。栄養ドリンクか何かの広告っぽいです。
実は初日から至る所でこのキムタク広告に遭遇していました。

ほかにも色々。




さて、この日の午後はタクシーをチャ―ターして郊外の観光地である十分と九份を巡ります!
台湾観光のメインイベントと言っても過言ではないので、ワクワクしながら出発しました。
台北から一時間弱で十分に到着。
まずはつり橋を渡って台湾最大の滝、『台湾のナイアガラ』十分瀑布を見に行きます。

十分瀑布の前で写真を撮っていたら恐らく地元民のおじさんが声をかけてきて、画角にこだわりながら何枚も私たちを撮影してくれました。
台湾は親切な人が多かったです。

滝の手前には赤いリボンに願い事を書いて木に結ぶと叶うスポット…なんだと思います、多分。
見様見真似でリボンを結んできました。

そして十分老街でのお楽しみ、ランタン飛ばしです!線路上からこんな感じで飛ばすのが絵になります。
私たちも勿論やりましたが、線路ではない場所から飛ばすお店だったのでちょっと残念…。



線路沿いの屋台で事前にチェックしていたピーナッツアイスクリームロール(パクチーが絶妙)と、手羽先の中にご飯を詰めたものを購入。
どちらも美味しかったです。



十分から再びタクシーに乗り込み、40分ほどで九份に到着しました。
ここが九份で一番有名な茶屋、「阿妹茶樓(あめおちゃ)」です。本物を見れて嬉しい~!
撮影スポットは観光客でかなりごった返していました。

九份老街は提灯が沢山下がっていて、レトロでとても良い雰囲気です。








九份は山の斜面にある町なのでこの眺望。

ひたすら商店街の階段を上り、九份老街のほぼ最上部に位置する「阿柑姨芋圓」で素敵な風景を眺めながら人気の芋圓を食べました。
タロイモ団子のぜんざいのようなスイーツで美味しい!疲れた体に染みる~。


「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が食べていたのではとよく噂される肉圓(バーワン)。
私も食べてみたかったので実食しましたが、何とも不思議な味でした。


日が暮れてきました。
夜の九份老街は更に雰囲気が出るので、観光客がどんどん増えてきます。






夜の「阿妹茶樓」も綺麗!
下は昼以上にこの景色を撮影しようとする観光客でごった返していたのですが、これに備えて絶景スポットとして有名なお向かいの「海悦楼茶坊」というお茶屋さんを予約しておきました。
一番見晴らしの良いテラス席で中国茶を飲みながら、贅沢にこの眺望を堪能できました♪

九份、楽しかったです。
台北に戻り中山駅前の三越でお土産を探していたところ、鼎泰豊がほぼ待ち時間なしで入れることを発見!言わずと知れた台湾の有名店です。
一日目に台北101の鼎泰豊が混みすぎで入れなかったので、リベンジで入店。

さすが鼎泰豊、美味しくてノーマル小籠包と蟹味噌小籠包をペロリと完食してしまいました。
蟹味噌小籠包の蒸篭には目印にカニさんが入っていて可愛かったです。

【3日目/11月7日(木)】中正紀念堂→永康街→国立故宮博物院→士林夜市→寧夏夜市
台湾到着3日目にして初めて台北駅を外から見ました。
出口がわからずバスターミナル(?)のあたりから出てしまい軽く迷子に…。


「中正紀念堂」へ、有名な衛兵交代式を見に行きます。
とにかく建物が大きい!!中華の圧を感じました。





蒋介石の像も大きい

衛兵交代式は一時間に一回行われるのですが、ちょうど到着した頃に交代式観覧用のロープが張られ始めたので最前ドセンターに陣取ることに成功。
動きの揃ったかっこいい衛兵の方々をばっちり見学できました。



ちょうど昼食時だったので、中世記念堂近くの「金峰魯肉飯」に入りました。
ここの魯肉飯が美味しいという評判は調べていたのですが、本当にこの旅行で食べた食事の中でもトップクラスに美味しかったです!
タレの味と油と汁の配分が絶妙~。

次は、食べ物や雑貨のお店が集まっている永康街に来ました。

永康街でのお目当ては、人気店「天津葱抓餅」の蔥抓餅(ネギ入りの生地を焼いたお好み焼きとクレープの中間のようなもの)。
一番人気のミックスを注文しました。台湾バジルが美味しい!


やっぱり台湾といえばタピオカミルクティーも!ということで、台湾のタピオカティーチェーン「50嵐」の定番メニューを飲みました。
覚えていった中国語で果敢に注文しましたが、果たしてちゃんと言葉が通じていたのかジェスチャーで察してもらえただけなのかは謎のままです。

腹ごなしに、タクシーで少し足を延ばして「国立故宮博物院」に向かいます。
世界4大博物館のひとつだそうです。

有名な「翡翠白菜」や「肉形石(角煮そっくりの石)」を楽しみにしていたのですが、残念ながら「肉形石」の方は他所へ貸し出し中?とかで見ることができませんでした。
でも「翡翠白菜」はしっかり拝んできましたよ!思った以上に白菜でした。

他にもお宝がわんさかありました。








収蔵品の中では、ひとつの象牙から何重にも球を掘り出した「多層象牙球」が一番感動したかも?
これ凄すぎました。

いい具合に日も暮れたので、台湾で最大の夜市である「士林夜市」に遊びに行きます!
台湾の屋台ではアルコール類が全く販売されていないので、夜市入口付近のセブンイレブンで台湾ビールを購入して持参しました(ドリンク持ち込みOKです)。

お目当ての「豪大大鶏排」の巨大フライドチキン(大鶏排)です。写真では伝わりづらいですが本当に大きい!
大きいだけじゃなく、スパイスが効いていて美味しい!台湾ビールとよく合います。
このお店は行列ができていました。


屋台・屋台・屋台!



士林夜市の中心部に存在する「士林慈諴宮」。
例によって電飾ビカビカです。

まだまだ食べたいので、食べもの屋台がメインの「寧夏夜市」に移動して夜市をハシゴします!
こちらの夜市は工事中で屋台の数が少なくなっていたのが残念ですが、店舗を構えている牡蠣オムレツのお店が複数あったので問題なく食べることができました。

無事に寧夏夜市の名物、牡蠣オムレツを食べることができました。
オムレツよりお好み焼きに近いかも…?炒飯やスープも美味しかったです。



【4日目/11月8日(金)】迪化街→台北松山空港
とうとう帰国の日になってしまいました。
最終日は台北で最も古い問屋街である「迪化街」にお土産を買いに行きます。


レトロで雰囲気のある街並み!



ここには特に漢方や乾物のお店が多く集まっています。
見たこともないようなものが大量に販売されていました。


お目当てのひとつ、人気の漁師網バッグです。
可愛くて安いので大量に購入してしまいました~。

昼食は「金仙魚丸店 永樂市場店」の排骨飯!これも凄く美味しかったです。
すり身のスープと空芯菜の炒め物とのバランスがいい~。



油化街は異国情緒に溢れていて楽しかったです。

ホテルに預けていた荷物をピックアップするため中山駅へ戻り、ついでに駅前の「芋艿川豆花店」で豆花を食べました。
最初はトッピングがないのかと思ったのですが、この下に美味しい小豆や団子が沢山隠れていました。

名残惜しいけれど日本へ帰国するため台北松山空港に向かいます。
台湾最後の食事として牛肉麺を食べました。そしてもちろん台湾ビール!最後まで美味しかったです。


こうして見返すと、初の台湾だった割にかなりの観光名所を回って色々なものを食べることができたな~と思います。本当に楽しくて充実した旅行でした!
でも他にも台南や台中にも行ってみたいですし、お粥や鶏肉飯、火鍋も食べたいし…
まだまだ行きたいところや食べたいものが沢山あるので、また絶対に台湾に行きたいと思います。(S.U)