2005年6月 Tech・Ed 2005 @ Orlando

フロリダ州 オーランドで開催された 「Microsoft Tech・Ed 2005」に、弊社スタッフ3名が参加しました。

Orlando

開催地のOrlandoについて簡単に紹介します。

Orlandoは亜熱帯に属していて、時期的にはちょうど雨季真っ盛りで、天候は、台風のようなものすごいスコールが吹き荒れたかと思うと、30分後には何事もなかったかのようにスッカリ晴れている…というようなものすごく気まぐれな天候です。会場とホテルを行き来するとき何度スコールに見舞われたことか・・・(涙)

場所的には、さすがにリゾート地らしく、Universal StudioやDisney Landなどなどがあり、今回のTech・EdではUniversal Studioを貸しきりで遊ぶことができました。さすがMicrosoftって感じです。

05/06/04 Sat. 出発

結団式

参加人数10名と、Microsoft の熱海氏、パシフィックツアーの堤氏で、成田空港で結団式を行いました。

  • 成田空港集合
  • Mr.Naobear
  • マイクロソフト熱海氏は、ツアー参加の私たちに 日経BP社 「完全詳細! Visual Studio2005 & SQL Server2005」 を持ってきて下さいました
  • 結団式
  • 期待に膨らむ大きな背中
  • お世話になるデルタ航空
  • アトランタ空港到着
  • オーランド着
  • オーランド空港からホテルへ
  • Mr.Hossy
  • オレンジカウンティのナンバープレート
  • ホテル到着です。

夜の9時近くでもまだ明るいのと、意外に湿度が高くてびっくりしました。長時間のフライトと冷房が効きすぎて、グッタリ。晩御飯もホテルのバーでBeerとバーガー。が、そこで事件発覚!Mr.Hossyのトランクが部屋に無かったんです!

05/06/05 Sun. Registration

会場へ行ってみよう

明日に備え、レジストレーションを行いました。宿泊したホテルはオフィシャル・ホテルではないので、会場への足となるシャトルを利用するために、隣のホテルまでは徒歩で移動です。10分程度のウォーキングはそれほど苦ではありません。スコールにさえ遭遇しなければ….。

  • ホテルの向かいはウォーターテーマパークです。
  • クラリオン ホテル ユニバーサル
  • 隣のオフィシャルホテルまで徒歩移動
  • マイクロソフト長井氏の説明
  • シャトルバスで会場へ
  • コンベンション・センター到着
  • とてもキレイで広い会場です
  • Mr.Hossyもご機嫌です。トランク出てきたしね!
  • ついに来ましたぁ!
  • 前日なのにフードサービスがありがたいです
  • 混雑してますね、やはり!
  • カンファレンス・キットの確認中
  • おっと、バナナキープですね
  • カンファレンス日程など作戦会議
  • 晴れると暑いです
  • フロリダの青いソラ
  • サングラスは必携?
  • めちゃくちゃカッコ良いシャトル。VS.net号
  • イエロー・キャブは意外に地味ですね
  • 車での移動を前提に街が設計されたとか…
  • リンカーン・コンチネンタルもナンバーはオレンジ!
  • アメリカのバイクと言ったら、H.D.
  • 自然に触れますね
  • いきなりのスコール!傘なんて意味なしです
  • ほのぼのとしてますね、アメリカっぽいかな?
  • すごいです!イタリアンのディナー!
  • オムニドメインの古山さんが食事に誘って下さいました
  • 豪快な笑顔です
  • 「なんでも食べて下さいね~」の瞬間?
  • 美味しいサラダです
  • ヤリイカのフライ、とても美味しかったです
  • パスタもダイナミックです
  • ホテルのラウンジで、美味しいビールの注ぎ方大会

昨晩の事件も無事解決(空港からのリムジンバスからの下ろし忘れでした)しました。明日からのセッションに備え、ホテルに戻りセッションカタログや、PPTをダウンロードして予習します。

05/06/06 Mon. カンファレンス1日目

カンファレンスの始まりです

Chief Executive Officer Steve Ballmer氏のキーノートセッションに参加して、カンファレンス週間の始まりです!

  • いよいよ始まります
  • キーノートはとても関心が高いです
  • 広い会場も埋まってます
  • つかみはOK、Ms.Bee こと Samantha Bee
  • チクリの芸風でしょうか
  • Steve Ballmer氏、熱く語る
  • マイクロソフトは「The New World of Work」を提供 していきま~す、のスライド
  • ADのシェアはすごい
  • XP Tablet Edition搭載のThinkPad X41「これ気に入った、キープしておこう!」とご機嫌のSteve Ballmer氏
  • PDAのデモンストレーションWindows Mobile 5.0では、セキュリティが強化され、どこかに置き忘れても大丈夫?!
  • パペット・マペット?ITプロと開発者が対決してます
  • .NETのシェアもすごいっ
  • .NETの性能は、もっとすごいっ!
  • Microsoft Updateをよろしく
  • SUN BOXからfanを抜き取って、障害を検知します
  • もちろん食べ放題です
  • 果物も美味い
  • 水・水・水!
  • 117,000本消費された、オフィシャル・ウォーター
  • コミュニケーション・ネットワーク
  • セッション情報の検索
  • 北側エントランス
  • くつろいでます
  • 大食堂
  • 混んでるのに、キチンと食べれます
  • 初回の食事に期待してます
  • 食べすぎです
  • デザートは糖分が多いので…
  • セッション風景1
  • セッション風景2
  • Expo Hall Reception
  • ビールも飲み放題
  • MICROSOFT PAVILION
  • 赤本で有名な”Wrox”ブース
  • 「ウレッ、フッ」と発音すると通じます
  • 料理がみるみるなくなります
  • カンファレンス・キットのトランプ
  • ←のトランプで遊んでるブース(何か賭けてるの?)
  • ここで写真撮る人っているんでしょうか?
  • マイクロソフト懇親会会場のホテル
  • マイクロソフト長井氏、ツアー参加の私たちのために、エバンジェリストの方々と懇親会を催して下さいました
  • エバンジェリストの皆さんと食事
  • バッフェ形式の夕食。アルコールの注文にパスポート提示を求められた人もいました
  • オムニドメイン古山さん
  • エバンジェリストの皆さんと話しやすくなります
  • ツアー参加の方々と
  • マイクロソフトの皆さん

マイクロソフトCEOの Steve Ballmer氏 のKeynoteは、New World of Work(新しい仕事の世界)というテーマを掲げ、ITプロと開発者に 対してこの新しい世界の実現有用なツール、インフラを提供を提供していく構想を明らかにしました。また、この構想を舞台裏で強固に支えるインフラとしての Active Directory の重要性を強調し、今後リリースされる予定の数々のツール、製品について紹介していきました。

初日でしたので精力的にセッションに参加できました。会場はとても広いですが、インターバルにも余裕があるので、移動も楽でした。

受講セッション

  • Opening Keynote
  • ASP.NET: Best Practices and Techniques for Migrating ASP.NET 1.x Applications to ASP.NET 2.0
  • .NETFramework: Best Practices for Avoiding Common Exception Coding Mistakes
  • Microsoft Visual C++ 2005: A Look atthe New Features for Building Fast Native and Managed Code
  • Building Smart Client Applications with .NET: The future of Software Development
  • Windows Mobile Platform Security Drilldown for the Enterprise
  • Working with SQL Server 2005 from Visual Studio 2005
  • Ad Hoc Reporting with Report Builder: Extending the Capabilities of SQL Server 2005 Reporting Services
  • Programming with System.NET v2.0: API’s You Need to Quickly Build Robust Network Applications
  • Microsoft Visual C# Under the Covers: An In-Depth Look at C# 2.0
  • Microsoft Visual Studio 2005 Team System: Managing the Software Lifecycle with Visual Studio 2005 Team System
  • Smart Client Architecture
  • Making Sence of Web Services and Microsoft’s Roadmap

05/06/07 Tue. カンファレンス2日目

少し慣れてきた2日目

2日目は、Special Senior Connected Systems Correspondent の Paul Flessner氏の、キーノートセッションから始まりです

  • ホテルの向かいの風景、アメリカっぽい
  • この次の展開が気になります?
  • 徒歩移動中は、哀愁を背中でアピール?
  • ピンクの頭がいっぱい!
  • 客席でのインタビューで今日も快調 Ms.Bee
  • カンファレンスには、Tシャツをもらうために来たよ!”どよどよ”と笑いが起きる
  • 微妙に噛み合わない?
  • Paul Flessner氏
  • 時代の変化の年表です
  • VS.net Team Edition
  • SQLServer2005のベンチテストデモ
  • 綺麗なグラフが動いて解り易い
  • 仕込みのおばちゃん
  • Hands-On Labはカテゴリごとに、席が分けられています “Web Development”
  • Hands-On Lab “Smart Development”
  • Lab Manual
  • インストラクターもすぐ近くにいますので安心です
  • Cabana Talks (小グループQ&A)も人気
  • 各ブースは、いろいろな手段で、集客していますが日本の様にイベントコンパニオンは居ません
  • 黒山の人だかり!抽選結果発表でした
  • ウォール・クライミングまでしてます
  • F1マシンのドライビングゲーム「ボクがやると楽勝で1位になっちゃうから、ボクはやりません」by Mr.Hossy
  • Segway(セグウェイ)です
  • セキュリティ・ソフトのイメージバイク
  • 働く犬です、不審物を嗅ぎ分けているのでしょうか
  • 会場周辺を散策中に見つけた大きいトラックです
  • 有名ファミレス
  • ダウンタウン近く、やや雰囲気が悪いHotDogスタンド
  • ←ここはタトゥーショップの脇なんだもん…
  • 日本食材専門店
  • 部屋で、バーで作ってもらったバーガーとビールの夕食 けっこう美味しいんですよね!ポテトは「これでもか!」ぐらいの分量が入ってます
  • 我がホテル、夜の装いもなかなか味があるかも

Hands-On Labで時間を忘れ、夕食も忘れ…

広いスペースに多数のLabマシンがを用意してあり、期間中は自由に利用できます。各Labは60~120分程度を想定した、その内容は大変よくできていると感じました。ちょっと何かを試すにも環境を構築するのが面倒なことがままありますが、ここではすでに環境が整っているため手軽に新技術について触れることができます。時間を忘れ熱中してしまいました….あっ!ご飯食べ忘れた…..(Mr.Naobear)。

受講セッション

  • Keynote SQL Server 2005 and Visual Studio 2005: Get Ready!
  • What’s New of Web Services Developers in Microsoft Visual Studio 2005 and the .NET Framework 2.0
  • Code Generation: Architecting a New Kind of Reuse
  • SQLCLR Internals: SQL Server 2005 as a CLR Runtime Host
  • Beyond the Wizards: A Practical Approach to Web Services Security with WSE
  • Providing Web SSO and Identity Federation Solutions Using Active Directory Federation Services Windows Server 2003 R2
  • What’s New in Web Services Enhancements (WSE) 3.0
  • Design Considerations for Enterprise Application Frameworks
  • Outlook Web Access: Five Things You Didn’t Know

05/06/08 Wed. カンファレンス3日目

Hans-On Lab & Cabana Talk 参加

期間中は毎日何かのイベントがあり、ランチタイムの “Women in Technology Luncheon”や、”Jam Session” なども盛況です

  • カンファレンスには関係ない、ホットな通行人
  • こんなトラックに遭遇すると、広大なアメリカを感じます
  • Mr.Naobearの”くいしんぼ万歳”
  • 昨晩Hands-On Labに熱中して晩御飯を食べ損ねたので、この量なのね!
  • セッション風景です
  • こちらも盛況です
  • 女性が沢山居ます
  • Women in Technology Luncheon でした
  • 女性でないと入りにくいですね
  • きっちり写真は撮りましたけど
  • Hands-On Labs でエンジョイしてます
  • またぁ、厳しい質問したんでしょ?本当はガイドのとおりに組んでも動作しないので….
  • 上手く動いてインストラクターとハイタッチ!
  • こちらは悪戦苦闘中
  • Cabana Talkも盛り上がってます
  • Segway(セグウェイ)な二人
  • このSegwayの女性に気に入られました!面白い映像を期待されたので……
  • 乗せてもらって大満足!引きで写さないと何だか分かりませんけど、Segwayです
  • Cabana Talkに参加しました。Reflection best practicesでした。質問が飛び交って楽しかったです☆
  • Mr Naobearの雄姿!
  • ロボ・サピエンス ロボットがシンクロダンスします
  • ホテルの芝生に野生を発見
  • Jam Sessionsで
  • 夜遅くまで盛り上がった様です

Cabana Talk

マイクロソフトの開発担当者と直接コミュニケーションできるという点で大変魅力的な催しです。トラック毎にブースとセッションスペースがあるため、目指す場所にいけばセッション以外の時間帯もわりと気楽にQAができます。内容の濃いセッションが多いため、参加者は皆熱心に聞き入ります。参加者からの質問が多いため事前に用意したスライドより、ホワイトボードが多用されていました。

受講セッション

  • Programming Microsoft Office Word XML Solutions
  • Creating Dynamic Web Sites with ASP.NET 2.0 Web Parts
  • ASP.NET 2.0: Under the Covers – Exploring Internals, Page Lifecyle and the Compilation Model
  • ASP.NET 2.0: Overview of ASP.NET 2.0
  • Programming Microsoft Office Excel XML Solutions
  • Advanced Serialization
  • Microsoft Visual Studio 2005 Tools for the Office System: Building Office Solutions Using Visual Studio 2005 Tools for Office
  • Versioning Services and Contracts on the .NET Framework
  • IIS7: Discover and Move to the Next Generation Web Application Server Platform
  • Active Directory Recovery Planning
  • Reflection: Best Practices(Cabana Talk)

05/06/09 Thu. カンファレンス4日目

カンファレンスも終わりに近づく

カンファレンス4日目ともなり、ちょっと朝はゆっくりで….と思ったら、同じホテルに滞在中のブラスバンドがホテルの周りで練習を始めます。バスドラムはかなり響くんですけど…….。

  • ぴ~ひゃらドンドン、ぴーひゃらドンドン
  • ホテル前の道路
  • ランチで同席のカナダ人と。カナダの大学でプログラミングを教えているそうで、VB.NETはJavaより人気があるとか
  • Cabana の参加人数も減ってきました
  • 宴の後…
  • 午後にはExpoブースの撤収が始まりました
  • ユニヴァーサル・スタジオのイベント
  • オムニドメイン古山さん、同じツアーの女性も一緒です
  • 感じ良いお二人さん
  • 食事もドリンクもフリー!
  • バーガーとビール、オニオンリングも
  • 食欲を満たすのと遊びたいのと….
  • 映画の看板がほら!やりますね!
  • 50’Sの車も展示
  • デロリアンです
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライドは楽しかったです
  • でかいジョーズ
  • ファイアー!熱いってば!
  • そして男は背中に汗をかく…..
  • ミイラの館
  • 3Dめがねがお似合いです!
  • 氷のカウンターが涼しげですね
  • セッションで知り合った、LAのMichael氏と再会!セッション会場で、突然日本語で話しかけてくるのには驚きました
  • 光が綺麗です
  • ほとんどのアトラクションを制覇しました

カンファレンスの山場は、本日までといった感じです。ショップの製品も割引率がアップしたり、方々で片付けが進んでいました。夜は、ユニヴァーサル・スタジオ・フロリダの貸切イべントです。

受講セッション

  • ASP.NET 2.0: Building Data-Driven Web Sites in ASP.NET 2.0
  • Visual Studio 2005 Team Edition for Software Architects Overview
  • Longhorn Client Security Advancements
  • Microsoft Visual Studio 2005 Tools for the Microsoft Office System: Advanced Visual Studio 2005 Tools for Office Programming and Deployment
  • ASP.NET and IIS: New Developments in Web Security With IIS 6.0 and ASP.NET
  • Longhorn Client Deployment
  • ASP.NET 2.0: Going Global Gets Easier! New Localization Features in ASP.NET 2.0

05/06/10 Fri. カンファレンス5日目

カンファレンス最終日

最終日は、リピートセッションなどが行われます。夕方からはマイクロソフト主催のエバンジェリストによる”日本語”ラップアップ特別セッションがありました。

  • コンベンション・センターへの道路
  • 心なしか、人が少ないです
  • 片付けちゃって、閑散としてますね
  • 広い会場も寂しげです
  • そりゃ、1週間くたびれちゃったよねぇ
  • 疾走する消防車
  • マイクロソフト主催のラップアップセッション会場
  • エバンジェリストの方々が、日本語で総括!
  • 凄い数の水が消費されたんですね
  • とても分かりやすく……
  • とても美しく……
  • とても楽しく…..
  • とてもためになる…..セッションでした!
  • チンタオ・ビール
  • 中華料理も久しぶりです
  • 左の堤氏はツアーコンダクター、お世話になりました
  • 長井氏、熱海氏はホテルも同じでした
  • 滞在中もいろいろと、ありがとうございました
  • Mr.Hossy憧れのツーショット?
  • 遅れてみえた方々は食事時間も無く…
  • 3・2・1・・・・・(ダァーの直前です)

受講セッション

  • ASP.NET 2.0: Best Practices for Building Web Application UI with Master Pages, Themes, and Site Navigation
  • ASP.NET 2.0: Advanced Server Controls and Web Parts with ASP.NET 2.0

05/06/11 Thu. 最終日(帰国)

帰国します

4時30分ホテルロビー集合です….眠いです。

  • オーランド空港は綺麗でした
  • デルタの翼で帰ります
  • 土産で一番不評を買った、”ワニ・ジャーキー”

無事に帰国できました。よし、来年も!

まとめ

全般的に今年のTech・Edは昨年の内容と大幅に変わる内容ではなかった、という評価が一般的であるようです。ただしDSIに関連する製品機能のリリースやソフトウェアファクトリに代表されるように、地道ながらも将来へのロードマップを着実に実現しつつあることを感じさせるものがありました。これらはまだ地味な印象をもたれることの多いトピックスではありますが、構想としては非常に大きなものであるため、こうしたトピックスに触れる貴重な機会としてTech・Edは意義深いものであったと思います。

今回Tech・Edに参加してみて、英語が必須だということを改めて痛感しました。技術的にそんなに難しいことを話していなくても英語の理解が不十分なため、セッションの内容を50~60%ぐらいしか理解出来なかったのが悔やまれます。 各セッションを受講して、貪欲に新しい知識を吸収する姿勢を参加者の多くに感じました。この様な姿勢は見習わなければ、世界の技術者と差が開いてしまうと強く思い、決意を新たにしました。

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