メーカー担当者について vol.273

先日、勤怠管理システムの営業担当とゆっくり話す機会があり、メーカー担当者について、改めて考える機会となりましたので、その一部をお伝えしたいと思います。

 

今回はメーカー視点での内容となりますが、提案を受ける側としても参考なれば幸いです。

 

勤怠管理システムは、製品の開発思想(どのような会社に、どのように使ってもらい、どのような効果を出してほしいか)の他、製品の窓口となるメーカー担当者が非常に重要です。

 

同じ製品でも、提案する担当者により異なる印象を受け、提案の内容で運用方法や効果も大きく変わってきます。

 

メリットだけを言う担当者、デメリットを伝えてくれる担当者

 

製品を利用した場合に期待できる内容、得られる効果は重要ですが、それに伴うリスクも同じくらい重要な情報です。

契約後に決定的な欠点が発覚した場合、お客様に迷惑をかけてしまうことになりますし、開発担当など、メーカーの内部にも大きな負担をかけることになります。
この視点は、担当者がみている時間軸(契約できれば良いか、契約後の運用までを考えているか)が分かったりします。

 

伝えたいことを話す担当者、知りたいことを教えてくれる担当者

 

お客様が知りたいことは、製品の機能かもしれませんし、その製品を利用した時の効果かもしれませんし、自社にとって有効なものかどうかの判断をしたいかもしれません。
提案に慣れていないときは、伝えることに精一杯となってしまいますし、慣れてくると、気づかないうちに伝えるレベルが高まりお客様のレベルとの乖離が生じてしまいます。

 

勤怠管理システムのメーカー担当者は、経験により、デメリットを伝える重要性が増してきますし、成長により、お客様の 意向を汲み取る余裕が出てきます。

 

自分が提案を受ける際、どんな担当者が望ましいですか?

先頭に戻る