情報量の差が大きすぎる vol.225

勤怠管理システムは、導入を検討しようとしたときに、売り手と買い手の情報量に圧倒的な違いがあります。

家電や文房具等などは、レビューサイトがあったり、体験談を公開していたり、利用者側の情報を得やすい状況にあります。

しかし、企業で利用する業務システムにはレビューサイトや体験談の情報を得ること非常に難しい状況にあります。
導入事例は多くのメーカーから提供されていますが、メーカーが宣伝広告の為に作成しているものです。

このような状況の中、複数のメーカーから個別に情報を取得し、比較してみても、あいまいな結果となってしまいます。

売り手と買い手に圧倒的な情報量の差、知識の差がある為です。

・初期費用をかけないと、良い製品を得る事ができません。
・実際に○万社が、初期費用が無料の製品で運用されています。

この2つの内容は、両方とも事実です。
私が、それぞれのメーカー担当者であれば、このような言い方でお客様に製品を紹介します。

実際は、初期費用は初期設定の有無や要件定義などサポート内容の差である為、お客様が必要とする内容に合わせて異なるのですが、メーカーから提供される情報には、自社製品の購入を促すように情報にフィルターがかけられています。

勤怠管理システムに求めることは何か?
自社に必要な内容は何か?

この軸が明確になると、製品の比較検討ができるようになります。

先頭に戻る