システム担当者と勤怠管理システム vol.194

勤怠管理システムは、システム担当者ではなく、人事担当者がプロジェクトを主導することが、成功への近道です。

今まで私が出会ったシステム担当者との会話で得た内容から、その理由をお伝えしたいと思います。

システム担当者にとって、勤怠管理システムは興味をそそるものではないようです。

その理由は、勤怠管理システムに必要な技術が、Excelで代用可能な計算であり、最先端な技術でも、特殊な技術でもない為です。

対称的に、Web会議システム等は新しい技術が利用されていますし、インフラやセキュリティーでは専門的な知識や特殊な技術が必要となり、システム担当者として興味をそそる分野です。

更に、勤怠管理には思いのほか詳細なルールが多く、要件定義では、業務知識の他、法的な知識も必要となります。
その為、システム担当者からは興味を持ってもらえないどころか、敬遠されがちです。

このようなことから、勤怠管理システムの導入は人事担当者が主導することが必要です。
システム担当者への丸投げは極力避けてくださいね。

※本内容は、あくまで私の主観です。
※そんなことはない、という方もいらっしゃると思います。

先頭に戻る