PRODUCTS REVIEW Time Angel Version2

せきぐち くみこ(Sekiguchi, Kumiko)

Time Angel Ver2は、サーバに対してインストールを行います。サーバ側は、Webサーバ(IIS 4.0以上)、MTSサーバ、およびデータベースが必要になります。使用できるデータベースは、Microsoft SQL Server 7.0、または、Microsoft Data Engine(MSDE)のいずれかになります。なお、データベースは、別のコンピュータにあってもかまいません。

クライアント側に必要なアプリケーションは、Webブラウザ(Internet Explorer 4.01 SP1以上)だけです。

Time Angel Ver2の大きな特長は、使いやすいユーザインターフェイスにあります。従来のWebタイムスケジューラでは、予定の開始から終了までの時間を数値で入力しなければなりませんでした。Time Angel Ver2では、これらの入力を画面上で直接操作できます。スケジュールを入れたい日にちの開始時間から終了時間までを、マウスでドラッグするだけでよいのです(図01)。

この優れたインターフェイスは、ガントチャート(線表)部分に同社が開発・販売を行っているActiveXコントロール「タイムビュー」を使用することで実現しています。タイムビューの性能を活かし、ガントチャート部のドラッグ&ドロップでの移動や範囲修正、ダブルクリックでの予約編集、右クリックでの予約参照など、これまでのWebスケジューラにはない快適な操作性を提供します。 予約の登録や変更時には、ポップアップウィンドウが開き、用途やメモを簡単に入力することができます。また、メールやテキストデータの文字列をドラッグ&ドロップして予約することも可能です。さらに、定期予約機能も提供されているため、毎週行われる定例会議などのスケジュール入力も簡単に行えるようになっています。 今回のバージョンアップで特筆すべき点は、携帯電話対応のインターフェイスが追加されたことでしょう。近年、急激に普及しているモバイル端末《携帯電話》を使って、外出先からでもスケジュール確認や、予約の追加・変更・削除を手軽に行うことができるようになりました(図02)。

図01 Time Angel Ver2のユーザインターフェイス

図02 携帯電話(i-mode)でのスケジュール確認

 

また、データのメンテナンスツール、データのインポート/エクスポートツール、およびバックアップツールが搭載されており、保守面の機能も充実しています。

図03 メッセージ機能

Webシステムに携わったことのある開発者であれば、COMコンポーネントの重要性はご承知のとおりでしょう。ASPだけでは実現できない機能は、COMコンポーネントで補います。高品質なWebシステムには、高品質なCOMコンポーネントが必須になります。スケジューラ系Webシステムを開発するのであれば、Time Angel Ver2の利用を検討されてはいかがでしょうか。Time Angel Ver2をプロトタイプとして利用することで、システム開発にかかる時間とコストを大幅に削減することが期待できます。

スケジュール管理システムの導入を検討されているオフィスや、現在お使いになっているWebスケジューラのインターフェイスに不満があれば、ぜひ一度、Time Angel Ver2を試されてはいかがでしょうか。